GEEKな情報サイトEngadgetさんが募集していた、国内のスマートグラスのひとつ、EPSONから発売されている「MOVERIO(モベリオ)」のモニターイベントに応募し、参加することになりました。半年ものあいだお借りできるということで、その貸出と説明のイベントに参加してきました。

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私は以前、GoogleGlassを愛用していた時期があります。ちょうど一昨年の12月から昨年の2月くらいにかけての間でした。結局GoogleGlassの発売はいったん終了されてしまったわけですが、使い勝手の違いなども気になって応募したのでした。

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エプソン販売株式会社取締役販売推進本部長の鈴村文徳さんがまずは挨拶、初代のMOVERIO BT-100は重さが缶ジュース1本分くらいあったと紹介。

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こちらが今回お借りするBT-200。重量はその1/3くらいに軽量になったという話をしてくださいました。まだ明かされない3世代目に関しては、これよりさらに軽くなる…のでは?ということでした。

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実際に箱から出していろいろ使ってみよう、の時間になりました。箱をあけるとしっかりとしたケースが。持ち歩く際にはこの状態で持ち歩く形になりそうです。

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ケースをあけるとこのように本体が収納されていました。真ん中の端末がAndroid4.0ベースの本体になります。これとケーブルで接続することで利用可能になります。グラス部分のシェードは透明なものとサングラス的な色合いの2種類があらかじめ用意されています。動画などをゆっくり見たいときには、サングラス的なシェードを使ったほうが、より綺麗に投影されます。

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本体はこんな感じ。厚みがわりとあるのがわかります。これはメガネ部分にプロジェクターが入っているような状態だからなのだそうですが、まあここまで小さく収めているのがすごい、ということなのでしょう。ビジュアル的にはちょっと大きめの花粉メガネといった感じです。

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まず遊んでみよう、ということで紹介されたのがこちらの箱。これ、AR(拡張現実)の機能を利用したものになっています。ただの紙で出来た箱なのですが…

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ちょっと見づらいですが、MOVERIOのARゲームアプリを通して見ると、鉄のボールが入っていて転がしながらゴールされる立体パズルに!制限時間内にゴールまで転がすのですが、これがなかなか難しい…私は挫折。

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おもしろいのは、この社員さんがきぐるみしているこの箱!これをMOVERIO越しに見ると、同じようにパズルに見えるんです。つまり大きさ関係なく、プログラムされた状態で投影される、ということ。これを利用すればいろんな動くきぐるみが出来そうですね。

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ひとしきり遊んだあとは機能などの説明を受けながら実際に使ってみる時間に。画面の投影について面白いなと思ったのは、近くを見ると小さめの画面だけれど、視点を遠くにもっていくと、画面が大きく見える、ということ。実際に手元の紙などに目を向けると小さめに、遠くの空のほうを眺めると画面がより大きく感じました。このあたりはGoogleGlassのように、ずっと視線でいうと、右側に小さく表示されたまま、という状態と異なり、視線の中央に投影されるMOVERIOの違い、ということになるのだろうと思いました。

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いま流行りのドローンに搭載したカメラとの連係についても可能という紹介もありました。通常、ドローンを操作する際には、別にモニターとしてスマートフォンやタブレット、またはPCを用意し、そのカメラの方向を確認しながら操作する必要があります。が、MOVERIOを通して見ることで、そのカメラの視点を確認しながら操作がしやすくなる、ということでした。

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このような形で(飛行は不可なのでイメージ)、MOVERIOを通してドローンのカメラの映像を確認しながら操縦できるということで、実際現場ではすでに利用されているシステムでもある、ということでした。これと同様に、ソニーのアクションカムとの連動も可能だそうですが、自分の視線とは異なる視線の映像を同時に見る感覚は、ちょっとした違和感があり、なれないと酔ってしまいそうな、普段味わえない体験ができました。

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さて、一番おそらく利用しやすい動画を視聴する機能のなかで、MOVERIOにはワイヤレスミラーリングアダプターというものがあり、これを接続することで、動画をレコーダーやプレーヤーから転送して視聴したり、「Twonky Beam」というアプリケーションを利用して録画した動画を転送してメモリカードに保存し、視聴することが可能なのだそうです。男性陣の意見として一番多かったのが、家庭のリビングでのチャネル権のなさ…子どもやおくさまが見たい番組と、自分が撮りためている番組のギャップから、なかなか見ることができずたまってしまう動画を、仕事の移動中などにゆっくり見たいときに便利だ、ということでした。

その他いろいろな機能の説明など、EPSONの社員の方々が、とても丁寧に説明してくださり、本当にあっというまに時間が経過。そして突然の各テーブルでの「あなたはどのように使いたいか」発表会が…画用紙に絵で書いてください(文字禁止!)と…

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すみません絵心がなく…(汗)これはGoogleGlassでも猫カフェに行って使った部分でもあるのですが、MOVERIOにもカメラが搭載されています。両手を塞がずに、相手に意識させないで撮影できる、グラスとしてのメリットを利用して、写真や動画を撮影したいと思ったのでした。ここからのアップロードなどの使い勝手も比較してみたいな、と思っています。

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最後にモニター全員での集合写真、なんといいますか全員目線入りな感じですが(笑)半年の長い期間、様々な機能を生活のなかでじっくり試してみたいと思いました。

イベントに参加して感じたのは、EPSONさんの本気度合い!社員の方がこれだけ関わり、ここまで製品を自分たちでアプローチできるというのは、とても素晴らしいことだと思ったからです。おそらくそういうこともあって、実際にすでにドローンとの連係、近畿日本ツーリストのツアーで過去の映像を投影して眺めるという利用、被災地の女子高生たちからの応募で実現した、被災地の被災直後の映像と復興が進む現在を比較できるコンテンツの提供など、様々なプロジェクトが進んでいるのだろうと思いました。

さて、私だったらどういうふうに楽しめるのか、どんな感じで使えるのか、いろいろ楽しみな日々がはじまります!