私は先にSmart Watch EC309を入手し使っていて、それからGoogle Glassを入手しました。片方だけ使う日もあれば両方装着する日もあり、実際に日常生活で使っていて思うことを軽くまとめておきたいと思います。

腕時計型のスマートウォッチと呼ばれるデバイスは、いくつか実際市場に投入されはじめました。しかし、まだまだその機能の多くはスマートフォンの補佐であり、単なるビューワーとして機能しているものがほとんどです。そのあたり、私が利用しているEC309は、それ自体がAndroidを搭載したひとつの端末なので、単体で利用できるメリットがあり、Twitterのタイムラインをつり革につかまりながら眺めるなどに重宝しています。

ところで、このスマートウォッチ製品の多くに搭載されている「何かを通知して表示する」機能ですが、これが本来、メガネ型端末に搭載されてほしい機能なのではないか、とGoogle Glassを使っていて思うのです。

確かに腕時計でもいいんでしょうが、目の前にポンとアラートが表示されるほうが即時的に伝わりやすいのです。また、言われているほどGoogle Glassは視野を塞いでしまうようなものでもなく、いい具合に高性能というわけでもありません。なんでもできるものが目の前にすべてを塞いで存在するのではなく、視界は視界として確保しながら、妨げにならない程度の機能が利用できるもの、として成立しているように思うのです。

先日も「それを付けていて歩いていて危なくないの?」と聞かれました。ですが、実際スマートフォンでパルズゲームに集中していたり、Twitterのレスを返すために文字入力をしながら歩いている方が、よほど周囲が見えません。ようするにできることが多いため、そのできることに集中してしまうことから、視野が狭い状態になっているわけです。Google Glassの場合、そもそも見ている視野のごく一部に、しかも半透明に表示される程度ですので、その妨げにはほとんどなりません。人がたくさんいる駅構内を歩いていても人にぶつかることはなく、普通に普段通りに歩けます。(電車では道義上、カメラが付いているのではずすことにしています)

そういう意味ではこのような目の前に表示する端末の方向性はありなのかな、とは思うのですが、いまのままのGoogle Glassデザインのすべてをよし、と思うわけでもありません。どうしても右側に重心がいきやすいデザインですし、バッテリーだってまだまだ保ちません。ただ、どんな端末であっても入り口はこんなもので、すでにiPhoneや多くのスマートフォンに慣らされた人たちが、過度に期待しすぎているだけなのではないかと思っています。ですので、これが市販されたところで期待値が高すぎて「マーケティング」という名のもとに潰されてしまわないか、という懸念が拭えずにいます。

このような新しい思想の製品群はいつだってはじめは完全ではありませんでした。これはこれ、という視点で楽しみながら、こうあったらいいのに、こういう工夫ができないか、こういうツールが登場したらより世界が変わるだろうに、と思いつつ使えればと思っています。

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